□相模湾ヨットフェスティバルレポート

相模湾ヨットフェスティバルレポート

 8月26日第4回相模湾ヨットフェスティバルが行われた。当日の朝は北東の風2〜3ノットで、果たしてレースがスタートできるか解らなかったが、9:30やっと南南西の風5ノット程度の風が吹き出しレース委員会としてはこれからシーブリーズが強くなるのを予想して、定時に各クラスをスタートさせた、全艇62艇でDNCが2艇でしたが、60艇すべてリコールせずスタートし、南西沖ブイまでは、ややポートの片のぼり、未だ軽風の中、強い潮に苦しめながら、各艇帆走している。そして運営艇では、無事スタートを成功させた事を祝ってビールにて乾杯する。朝早くから、参加艇のために仕事をしているので、このくらいは参加者の皆様勘弁してください。

 そうこうしている間にトップ艇が第一マークを回航したようで、まだノンレーティングクラスはすぐそこにいるし、この時点で風もまだ6〜7ノットのため、コース短縮を検討することになった。12時30分トップ艇がはっきり視認し始めたため、急ぎマークを回収し長浜沖にフィニィッシュラインを設定し準備に入る。

 そして艇名を確認できた、メインセールのロゴではっきり解ったがファーワンデザインのニンジャである、久しぶりの参加で最新のIMS艇に混じりファーストホームそして優勝を勝ち取ったことは、まだまだこの艇の潜在的なパフォーマンスが未知数であることは間違いないだろう、願わくば多くのレースに参加して最新艇と競い合っていただきたいものである。続いて第二グループはやはりネルマレ軍団の2艇センチュリーファーストとラハイナであったが、こちらもややセンチュリーが先にフィニィッシュした。

 新しく設定されたORCクラブクラスはたくさんの参加が得られたため、クラスを2つに分けたが、まずORCクラブAクラスに関してはルージュが良い走りを見せ、常連のファースト、U2を着順でも押さえ完全優勝した、ORCクラブBクラスは居並ぶライバル艇を蹴散らし、着実に実力をつけたレイラニが圧勝した。そして、続々と参加艇がフィニィッシュをして15時のタイムリミットになった時点で、1艇のDNFがあったがあとは事故もなくレースは無事終了し、シーボニアで行われたパーティーも盛り上がり盛況のうちに第4回相模湾ヨットフェスティバルは終了した。最後に運営に携わったJSAF外洋三崎のメンバーとボランティアとして参加いただいた皆様方においては本当にお疲れ様でした。又、来年も多くの方の御参加をお待ちしております。