1999年3月吉日
各位
ジャパンーグアムヨットレース実行委員会
実行委員長 福田 祐一郎
1999ー2000ジャパンーグアムヨットレース
開催並びに参加艇募集のお知らせ
厳しい寒さも峠を過ぎ、漸く春の訪れが感じられるようになって参りました。
1984年に第1回を開催したジャパンーグアムヨットレースは、第7回レースにおいて多数の犠牲者を出し、以来開催を見送られて来ましたが、「外洋レースの灯を消したくない」との思いから昨年末、7年ぶりに再開されました。
12月の真冬の日本をスタートし、季節を越えて1400マイル南に位置する常夏の島グアム島を目指し、新たなる千年紀の始まりである2000年1月1日をトロピカルな洋上で迎えるこのレースに、大勢の皆様のご参加をお待ちしております
つきましては、より多くの皆様にご参加いただきたく1999―2000ジャパンーグアムヨットレースの実施要綱をお送りいたしますので、当レースの開催を多くの皆様方にお知らせ下さいますようお願い申し上げます。
敬白
(問い合せ先)
ジャパングアムヨットレース実行委員会事務局
実行委員長 福田祐一郎
TEL&FAX 03−3722−8988
E−mail hanamaru@a2.mbn.or.jp
1999ー2000 ジャパン−グアム ヨットレース 実 施 要 項 99.3.4
1
. 〈主催〉 財団法人日本セーリング連盟(JSAF)外洋三崎支部〈共催〉 マリアナスヨットクラブ(MYC)
〈
運営〉 1999ー2000 ジャパンーグアム ヨットレース実行委員会
〈協力〉 グアム政府観光局
笹川スポーツ財団(SSF)(予定)
日本イリジウム(予定)
コンチネンタルミクロネシア航空(予定)
クアーズジャパン(株)
2.〈日程〉
1)スタート 1999年12月26日(日)12:00AM
2)コース 小網代沖〜グアム島アプラハーバー
3)距 離 約1,334海里
4) レイトスタート
レース委員会が正当と認めた理由により、スタートに間に合わ
なかった艇は、正規のスタート時から24時間以内にスタート
すれば、出走艇とみなされる。その場合その艇の所要時間は正
規のスタート時から計算される。
5)タイムリミット
タイムリミットはこれを設けない。
3.〈摘要規則〉
3-1次の規則を適用する。
(以下ORCとする)
3-2 RRS及びORCについては英文を正とする。
4.〈責任の所在〉
本レースのレース委員会はレースの公平な成立のみに責任を担う。
艇と乗組員の安全の確保は、オーナーの避けられない責任であり、オーナーは所有艇を最良の状態で十分な耐航性を有するように保持し、荒天の海にも対抗できる経験十分なクルーを乗り組ませるように万全を尽さなければならない。オーナーは船体、スパー、リギン、セール及びすべての備品を確実に整備し、また特別規定安全備品が適正に維持格納され、それらの使用方法と置き場所をすべてのクルーに熟知させておかなければならない。
各レースにおいて主催、運営、協力に関する団体等はレース参加艇の乗員及び安全について、何ら責任を負うものではない。
レース艇がのスタートをするか否か、あるいは、レースを続行するか否 かはすべて各艇の責任でのみ決定される。
オーナー及び艇長は上記の基本規定を乗組員各人に周知徹底しておくこと。
また乗組員はその家族にこの基本規定を周知徹底しておくこと。
5.〈JGYR特別規定〉
参加資格および搭載品について以下のように規定する
5-1 LOA 10m以上のモノハル艇でJSAF外洋本部の登録艇及びレース委員会が
適当と認めた艇。(但し、オーナーはJSAF外洋支部の会員であること。)
(外国船籍の艇は除く)
5-2 ORC・S.Rカテゴリー1を満たし、JGYR特別規定に合格した艇
5-3次の無線設備を搭載している艇
1)イリジウム衛星電話。(実行委員会より貸与される予定)
2)衛星系406MHZ EPIRB(登録されたIDをレース委員会に通知)
3)国際VHF無線
4)予備の無線設備(HF帯SSB船舶無線かHF帯アマチュア無線、
又は予備の衛星電話)
5-4参加艇の艇長(スキッパー)の資格
JSAFの会員で、オーバーナイトセーリングを含む100マイル以上の
セーリングを最低5回以上、若しくは一回で500マイル以上のセーリン
グ経験を持っていること。(自己申告の経歴書提出)
5-5参加艇の乗組員(クルー)の資格
JSAFの会員で、オーバーナイトセイリングを含む通算100マイル以上
のセーリング経験を持っていること。(スキッパーの認証状提出)
5-6ヨット賠償責任保険に加入していること。
〔一人死亡時1億円以上〕を含む搭乗者傷害保険(乗員分)
5-7予備のメインセール(一枚)を積むことができる。また、レース委員会はCLASS
BのEPIRBを携行すること及び、ORC S.R 4.20のグラムバッグを備えておく
ことを推奨する。またORC S.R第5章の個人装備品はカテゴリー0の装備品
ではあるがこれも推奨する。
5-8レース委員会はその理由を開示せず不適当と認めた艇、及び艇長または
乗組員の参加を拒否することができる。
5-9クラスはIMS,CR,その他のクラス,とする。
ただし、各クラスとも出場艇が3艇に満たない場合にはレース委員はク
ラス分けを見直す場合がある。
6.〈参加申込み〉
6-1必要書類
レース参加申込書(参加料振り込み証書のコピーを添付)
6-2エントリーフィー
1艇150,000円 乗員一人15,000円
(参加艇はエントリーフィーを下記に振り込むこと)
6-3 締め切り日
1999年11月12日(金)17:00
6-4 レイトエントリーは12月1日(水)の出艇申告時まで受け付ける。
レイトエントリーの場合エントリーフィーは1艇250,000円
乗員一人20,000円とする。
振込先
住友銀行 四谷支店 普通預金口座 1732889
JGYR2000
ADVISE AND CREDIT
PAYEE
’S A/C No.1732889NAME: JGYR2000 YASUKI KUNITAKA
ADRESS: 2-22-4-402 Chuo-cho Meguro-ku Tokyo JAPAN
PHON NO:03-3793-6898
BANK NAME:SUMITOMO BANK Yotsuya Branch
BANK ADRESS: 3-5 YOTSUYA 2chome Sinjuku-ku Tokyo JAPAN
申込先
JGYR2000 実行委員会 福田祐一郎
& Fax 03−3722−8988
7.〈帆走指示書〉
11月1日以降、エントリーした艇に随時送付する。
8.〈 賞 〉
各クラス共
(各賞は参加艇数により変更する場合がある)
完走証明書 …・(完走した全艇)
9.〈出国手続〉
9-1 日時:1999年12月24日(金)08:00から
9-2 場所:未定
10.〈インスペクション〉
レースの公平さを保持するため、またオーナー、艇長の避けられない
責任を喚起するため厳正に行う。
10-1スタート前
12月23日(木)に油壷にて行う。
不合格となった艇は12月25日16:00までに(各日10:00〜16:00)再検査
を許される。(ただし、二回まで)
(再検査手数料は10,000円)
3回目の検査で不合格となった艇は参加を取り消される。この場合、参加
費用、検査手数料は返却しない。
10-2フィニッシュ後
レース委員会の判断により、フィニッシュした全艇又は任意に選択した
艇に対して実施される。
a.日時:フィニッシュ直後
b.場所:マリアナスヨットクラブ
11.〈出艇申告〉
a)日時:1999年12月1日(水)17:00まで
b)申告先:JGYR2000 実行委員会事務局(FAX A4サイズに統一)
FAX番号03−3722−8988
1.出艇申告書(書式1.2.3.)
2.特別規定検査カテゴリー1合格証(コピー)
3.ISAF会員証のコピー(全員分)
4.ヨット賠償責任保険証書(コピー)
5.艇長自己経歴申告書
6. クルー経歴認証状
7. グアム滞在予定表
8. フィニッシュ後の運行予定表(コピー)
9. クルーリスト税関提出用(英文、邦文各一部)(コピー)
12.〈艇長会議〉
レース参加艇の艇長は必ず参加すること。(代理人の参加は不可)
12-2 場所:未定
13.〈前夜祭〉
13-3 会費:一人5000円
14.〈表彰式・パーティー〉
14-1 日時:2000年1月5日(水)16:30から(現地時間)
14-2 場所:未定(於、グアム)
14-3 会費:未定
15.〈泊地〉
(上記の泊地における艇の管理は、艇のオーナー及び艇長に責任がある。)
JGYR2000実行委員会ではグアムの航空便、艇の廻航についても相談に応ずる。