高円宮憲仁親王殿下薨去の報に接し、驚きと悲しみの念を禁じ得ません。 親王殿下におかれましては、予てより我が国におけるジュニアセーラーをはじめとするセーリングスポーツ全般の普及に、深いご理解をお示し下さり、とりわけ本年から財団法人日本セーリング連盟の名誉会長としてご尽力を頂戴致しましたことは、我が国のセーラーにとって記憶に新しく、誇らしいことでありました。 様々な機会に飾ること無く接して下さった親王殿下のお姿に、我が国のセーラーは深い敬愛の念を抱き、今後とも積極的なご活躍を切望致しておりましたところ、思いもかけず薨去されましたことは誠に痛惜の念に耐えません。 皇室をはじめ御親族の方々の深いお悲しみをお察し申し上げ、ここに慎みて我が国のセーラーと共に心より哀惜の意を表します。 財団法人　日本セーリングﾞ連盟　会長　山　崎　達　光