国際セーリングシリーズ
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・・・・・・・・・・リリース・・・・・・・・・・
2005年9月25日
海の上から博覧会を応援

愛・地球博パートナーシップ事業

「愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ」閉幕


愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ推進協議会

 愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ推進協議会では、2005年日本国際博覧会(通称:愛・地球博)パートナーシップ事業「愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ」を4月より開催してまいりましたが、9月25日(日)をもって閉幕いたしました。

 「愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ」は、万博開催地域のウォーターフロントに位置する三河湾海域で、セーリングという「環境にやさしい」スポーツ活動を通じて、万博がテーマとして掲げる「自然の叡智」を海から考える機会を提供することと、開催地域を訪れる多くの人々にセーリングへの関心を高め、普及促進をはかることを目的に企画された活動です。
 日本で初めての試みとして、セーラーの連携により、半年の間に7つのセーリングレース、2つのセーリング体験イベント、環境シンポジウムといったさまざまなタイプのイベントを横断的に束ねて開催、「愛・地球博」を海から応援してきました。4月4日から9月25日までのシリーズ期間中、のべ26カ国・地域から約1,200名のセーラーが参加、さらに大会関係者、レース観戦者や市民あわせて約1万名が参加するなど、日本セーリング界で最大規模のイベントとなりました。

■シリーズの成果■

●「海の環境の大切さ」の啓発機会の提供

 市民の皆さんに対しては「こどもセーリングキャンプ」「体験乗船」「レース観戦ボートへの招待」といったセーリング体験イベントや「環境シンポジウム」を実施しました。また「国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2005」「第42回国際スナイプ級ヨット世界選手権大会」などでは参加選手や関係者に対し「愛・地球博」見学ツアーを実施しました。

こういった活動を通じて、少ないながらも、次世代へ「海という自然の中で活動する」機会と「環境について考える」機会を提供できたと考えます。

●国際交流によるセーラーへの刺激

「2005ミストラル級、フォーミュラウインドサーフィン級アジア選手権大会」「第42回国際スナイプ級ヨット世界選手権大会」といった国際レースだけでなく、「国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2005」「2005セーリングスピリッツ級セーリングゲームズ」「J24全日本選手権」といった親善レースにも海外チームを招聘、レースだけでなく交流パーティーなどの機会を積極的に設けました。海外のトップクラスの選手たちとの交流は国際親善だけにとどまらず、特に若手セーラーへの刺激にもつながっていると考えます。

本シリーズの実施を通じて、改めてセーリングというスポーツのフィールドとなる「海という環境の大切さ」、次世代のこどもたちに「きれいな海」を残す気持ちと行動が欠かせないことを実感しています。活動を一過性のものと終わらせず継続していくために、今回の成果を(財)日本セーリング連盟の環境キャンペーンに引き継いでいきます。

■アフターイベント「風と競う・海からの愛」写真展開催■

「セーリングの楽しさ」と「自然の美しさ」をより多くの人に共感してもらうために、本シリーズの模様を写真で綴った写真展を関東、中部、関西で開催します。

「風と競う・海からの愛」写真展実施概要

タイトル: 愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ「風と競う・海からの愛」写真展

主催: (財)日本セーリング連盟

愛・地球博記念国際セーリングシリーズ推進協議会

写真提供: 株式会社 舵社

会場および日時:

【関西会場】 10月6日(木)〜12日(水)
新西宮ヨットハーバー センターハウス2F
兵庫県西宮市西宮浜4-16-1

【中部会場】 10月15日(土)〜16日(日)・22日(土)〜23日(日)
ラグーナ蒲郡 フェスティバルマーケット アトリウム
愛知県蒲郡市海陽町2丁目2番地
10月28日(金)〜11月6日(日)(予定)
オアシス21 B1 銀河の広場
愛知県名古屋市東区東桜1(久屋大通公園栄公園地区)

【関東会場】 時期/場所未定

■「愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ」実施プログラム概要および成績■


開会式
4月4日(月) ラグーナ蒲郡 主催:国際セーリングシリーズ推進協議会

成績は優勝者および日本人最高順位者

「ミストラル級、フォーミュラウインドサーフィン級アジア選手権大会」開会式も兼ね、名誉総裁 高円宮憲仁親王妃久子殿下ご臨席のもと、大会関係者270名が出席。終了後、来賓、選手など関係者をまじえ交流会を開催。


2005ミストラル級、フォーミュラウインドサーフィン級アジア選手権大会
4月3日(日)〜9日(土) ラグーナ蒲郡沖 主催:愛知県ヨット連盟 アジア選手権大会実行委員会

北京オリンピックを視野に入れた初のアジア水域での国際大会。各クラスとも今年の世界選手権アジア地区予選(上位5名に出場権)を兼ねる。10カ国・地域(中国、香港、タイ、シンガポール、韓国、インドネシア、アメリカ、ニュージーランド、日本)より89名参加。

フォーミュラウインドサーフィン級男子 1位 マイカ・ブザイナス(アメリカ)

                    2位 浅野則夫(日本、GAASTRA)

フォーミュラウインドサーフィン級女子 1位 石野田恵江(日本、MARINE BLUE)

ミストラル級男子            1位 Chan King Yin(香港)

                    5位 富澤 慎(日本、関東学院大学)

ミストラル級女子            1位 Chan Wai Kei(香港)

                    3位 小菅寧子(日本、富山県セーリング連盟)

ミストラル級ユース男子        1位 Ma Kwok Po(香港)

ミストラル級ジュニア男子       1位 Chen Liangtai(中国)

ミストラル級ジュニア女子       1位 Chan Hei Man(香港)

2005セーリングスピリッツ級セーリングゲームズ 
5月1日(日)〜5日(祝・木) 海陽ヨットハーバー沖 主催:セーリングスピリッツ協会、愛知県ヨット連盟


第6回全日本セーリングスピリッツ級選手権大会兼第1回全日本セーリングスピリッツ級ユース選手権大会(15〜18歳対象)。スペイン、韓国の2招待チームを含め13チームが参加。関一人(アテネ五輪470級男子銅メダリスト)、サンドラ・アゾン(アテネ五輪470級女子銀メダリスト、スペイン)らによるセーリング・クリニックも開催。

1位 モニカ・アゾン/サンドラ・アゾン組(スペイン)

2位 岩本沙織/大熊典子組(日本、ベネッセ)

国際J24セーリングウィーク
6月3日(金)〜12(日)ラグーナ蒲郡沖 主催:日本J24クラス協会,国際J24クラスセーリングウィーク実行委員会

2006年アジア大会(カタール)でマッチレースが正式種目として採用されたことを受けて開催されたJ24マッチレース(6/3-5、9チームが参加)と2006年世界選手権(オーストラリア・メルボルン)の日本代表選考レース(上位11チームに出場権)も兼ねる第25回J24全日本選手権大会(6/9-12、韓国からの1チームを含む32チームが参加)で構成。マッチレースでは中村選手がランキングナンバー1の貫禄を見せ、優勝。全日本選手権は国内トップレーサーが集結、最終レースで決着がつく白熱した戦いとなった。

<J24マッチレース>
1位 中村匠(シエスタ コスモス)

<第25回J24全日本選手権>
1位 SLED(スキッパー:兵藤和行)

環境シンポジウム
7月18日(祝・月) 蒲郡市民会館中ホール 
主催:国際セーリングシリーズ推進協議会

「次世代へ語り継ぎたい自然環境」をテーマに、三浦雄一郎氏(プロスキーヤー・冒険家)による基調講演の後、伊豆山健夫(財団法人海陽学園設立準備財団常務理事・校務部長)、関一人(アテネ五輪ヨット競技銅メダリスト)、長江裕明(世界一周<エリカ>号艇長)、山崎達光(財団法人日本セーリング連盟会長)が加わり、環境について考えること、環境を身近に感じるための工夫、次世代に環境問題をいかに伝えるか、についてそれぞれの立場から語ってもらうパネルトークを行う。400名が参加。

第42回国際スナイプ級ヨット世界選手権大会
7月23日(土)〜31(日) 海陽ヨットハーバー沖 主催:スナイプ級国際レース協会

15カ国、51チームが参加。大会役員、ボランティアを含めると、総勢400名を超える本シリーズ最大規模であり、唯一の世界選手権大会。台風7号の影響により、3日間5レースで競われた中、アメリカのベテラン、アギー・ディアス選手が2大会連続、2度目の世界チャンピオンに輝いた。またレース期間中は毎日パーティが企画され、日本の文化芸術に触れる機会を設けたほか、最終日には選手や関係者を対象とした万博見学ツアーなどの幅広い交流が行われた。

1位 アギー・ディアス/パネラ・ケリー組(アメリカ)

2位 松崎茂・杉浦博之組(日本、豊田自動織機)

少年・少女体験クルージング
7月23日(土)〜24(日) ラグーナ蒲郡沖 主催:ラグナマリーナオーナーズクラブ

蒲郡市内および愛知県内の小学生高学年児童および引率の父兄が対象に、クラブのメンバーが所有するヨットに分乗し、風だけで走るヨットの楽しさを堪能した。例年行っている規模を拡大し、2日間で230名が参加。

こどもセーリングキャンプ
7月29日(金)〜8月28日(日)の金土日※除く8月12日(金)〜14日(日) ラグーナ蒲郡沖 
主催:(財)日本セーリング連盟、こどもセーリングキャンプ実行委員会

セーリングの経験がない小学校5〜6年生児童が対象、1回あたり15名で4回実施、計60名が参加。中部学生ヨット連盟や地元蒲郡市のさまざまなボランティアの協力を得ながら、セーリングを知ることで、子どもたちが「風」という自然エネルギーに触れる機会、風に乗って海を走るセーリングを通して「海」という自然と親しむ楽しさ、砂浜のゴミ拾いや三河湾の漁師さんとの会話を通じて、海を含めた地球環境の大切さを自分自身で考える機会を提供。

<カリキュラム>

1日目:マリーナ内水面でカヌータイプの小型ヨットを子どもたち自分で操船する体験。バーベキューで夕食。
2日目:複数名が乗れる大型ヨット(カッター)に乗って三河湾をセーリングで冒険航海。蒲郡港沖の大島に上陸、ビーチクリーンアップ活動などを実施。夕食後、地元・三河湾の漁師さんと語り合う。
3日目:マリーナ内で子どもたちによる小型ヨットでのレースと水上ゲーム。昼食後、修了式。

国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会
8月5日(金)〜7(日)海陽ヨットハーバー 主催:社団法人日本ジュニアヨット連盟

ジュニアセーラー対象の国際レースとして、海外6カ国(イタリア、ポーランド、ロシア、ニュージーランド、ミャンマー、韓国)29名の招聘に加え、全国から162名、あわせて191名が参加。レベルの高い海外選手の走りに接することで刺激を受けるなど、セーリングの底辺拡大に期待の持てる大会となった。

<OP級上級>
1位 ベルナール・マテオ(イタリア)
2位 浜田華帆(福山JYC)

<OP級初級>
1位 玉山千登(なごやJYC)

<シーホッパー級SR>
1位 マリシコ・ニコライ(ロシア)
2位 中村瑛史(湘南サニーサイドJYC)

<ミニホッパー級>
1位 柴田知也(新湊市立射北中学校ヨット部)

<レーザー級>
1位 鈴木英広(KMC横浜ジュニア)

<クラブ対抗レース>
1位 兵庫県セーリング連盟ジュニアクラブ

デニスコナーカップ
9月18日(日) ラグーナ蒲郡沖 主催:JSAF外洋東海

世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」で活躍したデニスコナー氏の来日を記念して開催された外洋クルーザー型ヨットのオープンレース。今年は続いて行われる「2005年全日本外洋ヨット選手権」のプレレースとしても位置づけられ、60チームが参加。津軽三味線の演奏など前夜祭あり、通常のレースに加えチーム対抗戦もあり、観覧艇も運行されるなど例年以上にアットホームな雰囲気でにぎわった。

総合1位 Cerezo

クラスA1位 Cerezo

クラスB1位 Kaito

クラスC1位 Narumi 8

クラスD1位 Surf Maid

ジャパンカップ
9月19日(祝・月)〜25日(日)ラグーナ蒲郡沖 主催:(財)日本セーリング連盟JSAF外洋東海

シリーズの最後を締めくくる外洋ヨットの日本選手権大会。関東7チーム、関西5チーム、地元東海から10チームの計22チーム、選手243名が参加。トップレーサーによる大型ヨットの戦いで、迫力ある帆走シーンはこれぞヨットレースと思わせる力強さと優美さを見せてくれる。その迫力を一般の人に間近で見てもらえるよう、観覧艇を運行。

総合1位 SLED

クラスA1位 SLED

クラスB1位 KOUFU

閉会式
9月25日(日) ラグーナ蒲郡 主催:国際セーリングシリーズ推進協議会


ジャパンカップ(全日本外洋ヨット選手権)表彰式も兼ね、大会関係者270名が出席。半年にわたるシリーズの成果を振り返ります。閉会式終了後、来賓、参加選手をはじめとする関係者をまじえたクロージングパーティを開催。